世界遺産検定2級
今年2月~3月にかけて行われていた世界遺産検定2級を受験し、無事合格することができたので備忘録を記しておこうと思います。
試験の概要
難易度:★★
楽しさ:★★★
ドヤ度:★★
試験形式:CBT
学習の動機
とりあえず、直近にある資格試験の中で自分にとって確実に取れそうで、かつある程度メジャーな資格を取得したいと考えました。世界遺産検定は芸能人なんかも結構受けていて、比較的に良く知られていること、大学受験時代の世界史や地理の知識がだいぶ役に立ちそうだということ、小学生時代によく見ていた世界遺産系のテレビ番組の知識が役に立ちそうだなと思いました(世界遺産検定の広報戦略にまんまと乗せられていますね笑)。
勉強過程
まず、いろいろな人の合格ブログを読み漁り、おおよその学習計画を立てました。「公式テキスト」や「公式過去問題集」の購入は必須だとあったので買いました。
大体30日弱ほど1日平均1時間くらい勉強しました。はじめの10日くらいで一通り「公式テキスト」を軽く1周しました。そして「公式過去問題集」の一番最初に掲載されている問題を解いてみたところ、25/60でした。正直「こんなところかな」とも思いつつ、一方で「ちょっとやばいかも?」と焦ったりもしましたね。
その後は、「公式テキスト」を大きく4分野に分けて学習しました。4分野の内訳は以下の通りです。
1について、一日当たり見開き3ページずつ3日で1周しました。「公式テキスト」に書いてある遺産のみ所在する国と地域、遺産がどんなものかをチェックしていきました。
2について、世界遺産の基礎知識は毎日すべての要素をチェックしました。基礎知識分野と後述する日本の世界遺産の単元は苦手だったので、毎日触れるようにしました。
3について、基本的に世界遺産の基礎知識と同じで毎日全ページチェックしました。
4について、毎日40ページずつ勉強していきました。前日に学習した40ページも復習していたので、合計80ページ/日勉強しました。慣れてくるとパッと遺産名や太字になっているところだけ抑えれば良くなってくるので、そんなに負担がなくなってきます。
日々の勉強に加えて、試験のおよそ2週間前、1週間前にも「公式過去問題集」の残りの問題演習もして試験ではどんなふうに知識が問われるのかをチェックしていきました。ちなみにそれぞれ得点は、40/60, 42/60 でした。これと本番の試験結果を見てもらえばわかるように、残りの1週間からでも追い込みを駆ければ、一気に成績は上がります。
本番状況
本番は都内のテストセンターで受検しました。到着より少々早かったですが、さっさと受けさせてもらえてありがたかったです。もちろん行きの電車の中で知識の最終確認をしましたが、あんまり頭に入らなかったと思います。
試験が始まって、初めの20分でサクサクと問題を進められました。しかし、私が受けた試験は想定していたより日本の世界遺産についての問題が相当細かくて、過去問よりずっと難しかったです。だから思ったよりも解くのに時間がかかりました。その後、10分見直しに費やし、試験開始から30分経ったところで終了しました。早く帰れるのもCBT試験の良いところかもしれません。
結果
合格
点数83/100
基礎知識20/20
日本の遺産17/25
自然遺産10/10
文化遺産32/35
その他4/10
日本の遺産について間違えすぎですねー笑。試験本番直前は「まあ9割は取れるやろ」と思っていましたが、日本の遺産で大幅に失点してしまいました。これは明らかに日本の世界遺産について対策不足だったことが表れていますね。日本の遺産については公式テキストの太字部分をなぞるだけではだめだということが分かりました。筆者が日本の遺産にあまり興味がないということもあり、「興味がないことは勉強したくない病」を発症してしまっていたことが原因です。その他の分野については何をどう失点してしまったのかよくわかりませんでした。
勉強法について
勉強過程のところでも書きましたが、この勉強法が自分にとっては良かったと思います。これから学習する人向けにアドバイスをするならば、強いてあげるとすると、過去問演習をした際に、しっかり問題の出題傾向を確認することだと思います。どんな風に知識が問われるのかをチェックしておいて、それを「公式テキスト」を用いて学習している際にも常に頭に入れておきながら暗記していくと、だいぶ得点力が向上すると思います。
これからの世界遺産検定との向き合い方
次の世界遺産検定1級は受験しようと思っています。